消費者の共感スイッチを探す方法
2月に入り気温が4月並みの暖かさになったかと思えば、翌日はグッと下がり本来の寒さに戻ったりと外部環境に左右されてしまいますね。左右されるのはコロナだけで十分なのに~と身も心も疲労感に悩まされているのは私だけでしょうか?
そんなコロナ禍における季節の変わりめに、消費者の動向にも様々な現象が起きています!
よく子供のやる気スイッチはどこ?などと言いますが、消費者にも購買したくなるスイッチってあると思うのですが、そのスイッチがどこにあっていつ押せばよいのか、知りたいですよね。
そこで今回はコロナ禍における“消費者の共感スイッチ”をリアルタイムの消費者動向・消費トレンドを参考に探してみました。
巣ごもり消費は一時的?
コロナの影響で”おうち時間”や“ニューノーマルに対応した・・・”などというワードが2020年から続いていますが、それは一時的な現象なのか、持続性のあるものなのか?売り手側としてはとても気になります。
またこれらの巣ごもり消費は今本当に起きているのか?どのくらいの人が巣ごもり中なのか?色々気になったのでオンラインリサーチをしてみました。
巣ごもり消費者タイプ別
なんと巣ごもりでもいくつかのタイプに分かれているようです!そこでそのタイプ別に興味がありそうな商品を独断でピックアップしてみました!
・おうちまったりタイプ →トレンド癒し・リラックス系商品を買いたい!
・フィジカル重視タイプ →小さめなエクササイズグッズを買いたい!
・自己投資タイプ →資格を取りたい!おしゃれ文房具、目に良い照明が欲しい!
・趣味アピールタイプ →インスタ映えが期待できる照明やインテリアを揃えたい!
・自分探しタイプ →本を沢山読む、オンラインセミナーに参加してみる!
いかがでしょうか?こう見るとタイプによって買いたい物も違ってきますよね?皆さんのお店はどのタイプのお客様が多いですか?是非この機会に改めて検証してみるのもいいですね。
スイッチはどこ?
コロナ禍など一種の災害級ダメージが起きていると、どんな人でもいいから買って欲しいと思いがちですが、消費者のスイッチを押すには明確なターゲットの選びが重要です。
そのターゲットが「求めているモノ・コト」で「実現できていない」願望をかなえてあげられた時にきっと隠れていたスイッチが見つかるはずです!!
例えば、おうちまったりタイプに人気そうな、リラックス系商品の場合
- サンプルをその場で体感できる
- 口コミをPOPに書く(スタッフ人気No.1など)
だけで終わってしまう店舗がほとんどですが、指圧マッサージ店のカウンセリングのように「自分に必要だ!」と思わせる問いかけ式で共感を得られることが効果的です!
フレグランスのスペシャリスト監修プチカウンセリング!!
そしてもうひとつ今一番のポイントはターゲットを明確にすること!
「働き盛りな30代男性に今大人気!!つい無理をしてしまいがちなあなたへ…
などと思わず「自分?」と思わせるターゲットをつくったアイキャッチのある宣伝ツールはとても目を引きます。
たとえターゲット外の年齢でも気になってみてしまい、共感できれば消費者スイッチが押される確率はあがりますよ。文字だけでなくイラストや写真があると尚効果的ですね。
いかがでしたでしょうか?皆さんのお店に是非ターゲットにあった「共感スイッチ」を作ってみてはいかがでしょうか。
次回はスイッチの持続的な使い方についても追及していきたいと思います。
アサヒ・ドリーム・クリエイトではお客様の困ったおお悩みを解決いたします。詳しくはこちら。
この記事を書いた人

新しいもの好きで、流行に敏感な2児のママライター。専門分野はアパレルで、国内から外資系までの新規ブランドを立ち上げた経験を持つ。現在は「グローバルなセールスライター」を目指して世の中のあらゆることをリサーチ中
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