商品の魅力を15秒で伝える効果的な方法とは?
最近、「商品を売らない」たった15秒のCMが増えてきていることをご存知ですか?
もしかしたら、CMの内容が変わってきてるなぁ・・と実感している人もいるかもしれません。
ここでは、商品の魅力を伝えるための「商品を売らないCM」をご紹介します。
商品を売らないCMって?魅力はちゃんと伝わるの?
利用するシーンを表現すると効果的
ここに、商品ではなく「利用するシーン」をメインに訴求したCMがあります。
みなさんご存知のタブレット菓子ミンティアです。
「ミンティアが減った日は、頑張った日」をテーマに
・会議室で詰められている時
・商談が上手く行った時
といったリフレッシュしたい時に食べるミンティアの特徴を、シンプルに表現していますね。
注文するシーンでも使える
少し、昔の話にはなりますが、以前夏休みの時期にピザのデリバリー会社のCMで放送されていたのが
「旅行で疲れた時は、夜ご飯はピザをデリバリーしませんか?」というもの。
メニューや価格ではなく、注文するシーンを伝えたことで、具体的に注文するシーンを訴求した良い例ですね。
短い時間でも伝えるために大切なものは「目的」
いかがでしょうか?
以上の2つの例から見ても、商品やサービスではなく、
その商品を「どのような場面で使ってほしいのか」「どのような悩みや不安が解決されるのか」を目的に合わせて訴求しています。
ここで伝えたいことは、目的が変われば伝え方も変わるということ。
例えばいま、CM好感度1位のau。
これは目的が「○○と言えばau」というブランドの確立を目的にしているのではないでしょうか?
そのため、キャッチ—な音楽やインパクトのあるシナリオにすることで、商品の魅力や印象が強く残っているんですね。
このように、「誰にどうなってもらいたいのか」という目的を明確にすることで、15秒という限られた時間の中で「どう伝えるのか」が変わってきます。
商品の魅力を効果的に伝えたいという方は、ぜひ覚えていてくださいね!
この記事を書いた人

売り上げアップのお手伝い!
2013年入社後すぐにマーケティングを学び、ホテル、エネルギー、リフォーム、文具小売、製菓メーカー、スーパー、飲食店などで販促+人財育成をテーマに講習を行う。
現在、売り上げアップアドバイザーとして、講習・セミナー・販促ツール制作をメインに商品・サービスの「価値」を伝えるサポートをしている。
今日もお仕事がんばりましょー!今日のやる気がでる一言はコレ!
儲かりアドバイザー上野健二