2021年に売れる福袋は?【コロナ禍の初売り商戦予測と対策】
2020年も終わりに近づいていますが、年末年始の福袋商戦も待ち遠しい時期となりました!
もうすでに予約や販売を開始している店舗もあるようですが「コロナ禍の年末年始」ということで例年とは異なる動きが見られるようです。
そこで今回は「コロナ禍の福袋」に着目し、今からでも間に合う!年末年始商戦対策についてご紹介します。
まずは2020年を振り返ってみる
2019年~2020年の福袋・初売りはネットショッピングの売り上げが急成長した年でしたが、2020年はそれだけでなく、なんと春先に「復興福袋」が人気だったようです。実際にGoogleトレンドでも「復興」というキーワードが多く検索されていたようです。このようなキーワードに合わせた施策を仕掛けたお店は売り上げがアップしています。
ここがポイント!
ネット検索は販促計画において、今最も重要な要素になり、どこよりも新しい戦略が見つけやすくなっています。これからこまめにトレンドワードを検索してみるといいですね。
2021年の福袋売り上げ予測
続いて2021年初売り予測ですが、2021年も感染対策の影響もあり例年以上にネットショッピングにシフトすると言われていますが、そこで今どんなものが検索されているか調べてみました。
最近のネット検索急上昇(2020/12/14調べ)
・ミスド福袋
・マクドナルド福袋
・ドトールコーヒーショップ-トピック
なんとファストフード系のお店が今注目を浴びていました!
マクドナルドではコラボ商品やお食事券などが入った福袋をオンライン応募で呼びかけていて、まもなく発売されるため今SNSでも話題です。←個人的にも狙っています!
ちなみに直近3か月のGoogleトレンドで「福袋」というワードの検索動向を調べてみるとこんな感じでした。
昨年は2019年12月前半から2020年1月前半が検索ピークでしたが、今年は早く10月から動きがあるようです。
※トレンドワードはこちらから検索できるので試してみてください。
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
やはり今年のワード「おうち時間」「巣ごもり」などが影響しているのか、売り手も買い手も“お得感” やサプライズ的な“ワクワク感”のニーズが高まっている傾向にあるようです。
ここがポイント!
ECで先行的に予約販売することは福袋需要を先取りできるという利点があるので、こちらも注目すべき戦略です。
また今年は大手百貨店でも感染防止対策の観点から様々な工夫をしているようです。例えばオンラインでの事前予約や応募型の福袋など新しい施策がなされています。
・応募型の福袋で当選の方のみご連絡
・福袋をオンラインで年内予約できるシステム
・福袋のみの販売で、バーゲン品はHPなどオンラインからの購入
このような宣伝では、見やすく、使いやすい宣伝作りも重要になります!
大手に対抗できる福袋はあるの?
最近は中身が見える福袋も販売されていますが、そでは果たしてお客様のニーズに合っているでしょうか?
例えば大手3大モールのAmazon、楽天市場、Yahoo!では、2019年に中身の分からないアパレル(服、雑貨)福袋の売り上げが急上昇したようです。
ここでもトレンドワードにもなっている“ワクワク感”にニーズが高まっているようです!
最近流行っているサブスクも同じですが、大まかな内容が分かっていて、その中でどれが入っているか分からないなどという楽しみがある方が好まれる傾向にあります。
もちろん中身が全部わかる福袋も人気ですが、その場合はコラボ商品など希少価値の高いものに効果があるようです。
今からでも間に合う!おすすめ福袋戦
簡単なお好み診断などを作成し、自分のタイプで決める福袋なんかも楽しいと思います。
例えば、実際私が今楽しんでいるのはお菓子の定期購入なんですが、お菓子診断をすると自動的に好みのお菓子が定期的に贈られてくるのでいつもワクワクしています。
そんな風にちょっとだけ中身が分かって、後のものは自分好みの物が入ってるかもしれない福袋なんかを作ってみてはいかがでしょうか。
また、来年もwithコロナが続くことを考え、2021年以降に使えるクーポン券などは是非入れておきたいですね!
購入してくださったお客様には満足感も手に入れてもらい、リピーターに繋げていきましょう!
まとめ
コロナ禍で外出されるお客様が減るなかで、ネットショップの強みを活かして売上を上げるのも今年のピンチをチャンスに変える方法かもしれません。しかしそうは言っても初売りを期待し買い物を楽しむ方もいらっしゃいます。
まだまだ福袋間に合います!年末年始のお客様の足止め効果として、是非盛り上がる福袋を作ってみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人

新しいもの好きで、流行に敏感な2児のママライター。専門分野はアパレルで、国内から外資系までの新規ブランドを立ち上げた経験を持つ。現在は「グローバルなセールスライター」を目指して世の中のあらゆることをリサーチ中
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