新切り口!売れるサービスのつくり方
先日TVのニュースを見ていて気になったお店がありました。
なんとこちらのお店、店員さんがいないのです。
つまり看板の通り「ムジンノフクヤ」無人の古着屋さんでした!
すごく興味深かったのでオーナー様に許可をもらってお店レポートをさせて頂きました。
3ステップで入店を誘導
オンラインでもない、接客販売でもない、まさに新しい生活様式に合ったお店。
店員がいないのに看板、ウィンドウから店内まで、しっかりと接客サービスが整っていました!
前回のブログで人は3つのステップで「買いたい」という欲求が出てくるとご紹介しましたが、こちらの「ムジンノフクヤ」では入店する前からそのステップが作られていました!
ステップ1:看板がキャッチコピー
遠くからでも目立つ看板はキャッチコピーのようで、通りを歩く多くの人が振り向いていました。
更に「どういう意味?」と人の好奇心を掻き立てるような店名のため、ウィンドウの宣伝パネルを読む人も多かったです。
ステップ2:中が見えないから気になる
特にデザインや色に凝ったわけではないPOPですが、以下のような印象を与えます。
✔大きくてインパクトがる
✔青い壁とマッチしていて清潔感がある
✔本物のハンガーを使用しているのが印象的
✔手書きで親近感がある
一目では分からないためじっくり読んでもらうことが出来ます。まずは興味を持ってもらうための効果的な施策だと思いました!
ステップ3:デジタル宣伝
最近は色んなお店でデジタル式の宣伝ツールを見かけますが、こちらのお店でも映像でお店を紹介されていました。ガラス張りで、店内は一目で見えるのにしっかりと動画で紹介されているところもオーナーさんの上手な宣伝スタイルがうかがえます。このように3つのステップで入店までの誘導を作っていました。
STEP1: パネルでお店の紹介を読む
STEP2: 映像を見る
STEP3: 店内に入ってみたくなる
店内にもあらゆるサービスが
店内は特に目立った宣伝POPはありませんでしたが、カラーハンガーで値段も一目瞭然なので困ることもなくゆっくり商品を選ぶことができました。むしろ最初から設定金額を決めて商品を選べるのが良かったです。
アナログなコミュニケーションが面白い
デジタル化が進む中で、自動販売機で洋服を買えるというのが面白い。更にその横にはノートが置いてあって、お客様がオーナーさんに要望や感想を書けるようになっていました。
オンライン化が進む時代だからこそ大切にしたいコミュニケーション方法がそこには存在していて、なんだかほっこりしました。
「ムジンノフクヤ」https://www.instagram.com/mujinnofukuya/
まとめ
新しい切り口での販売方法をご紹介しましたが如何でしたでしょうか。もちろん販売という点では、店員さんがいることで最後の一押しが出来る利点がありますが、購入までの3つのステップを販促ツールで作るだけでも、十分「買いたい」気持ちへ一押しが出来ることが分かりました。
アフターコロナ禍の状況で販売員不足のお店などは是非参考にしてみてください。
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この記事を書いた人

新しいもの好きで、流行に敏感な2児のママライター。専門分野はアパレルで、国内から外資系までの新規ブランドを立ち上げた経験を持つ。現在は「グローバルなセールスライター」を目指して世の中のあらゆることをリサーチ中
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