陳列棚やスペースを無駄なく使う!密度の高い〝売れる〟商品の飾り方
全てのメーカーやブランドが店舗を持っているわけでもなく、ほとんどの商品がデパートやスーパー、雑貨屋などで他社のものと一緒に陳列されていますよね。
私が販促担当だった頃、VMDスペースの利用についてやサイズ感、隣との区別化など試行錯誤していたことを思い出します。
今回は設けられた陳列棚や限られたスペースの中で、良い意味で密度の高い飾り方をしている例をご紹介!悪い意味で捉えると「ごちゃ見え」にも繋がるのでそのあたりもチェックしていきたいと思います。
隙間なく埋めて情報量UP!
陳列棚の横にあるカゴラックに飾っていたお土産菓子です。このカゴラックだけでも3つの販促ツールが使用されていますね。
①トップボード
このカゴラックに飾られている商品が一体どんなものなのか、全ての情報が伝わるアイキャッチなボードが設置されています。
②胸POP
インパクトのあるカラーリングで、お客様が一番注目する〝新作商品〟であることをアピール。こういった情報はツールを別にして後付けすると目立てて効果的!
③スイングポップ
カゴラックのサイドにもプチ情報が書かれていて、これは〝気になって近づいて見てくれた人〟に伝わればいい情報なので小さくコンパクトに一押しできればOK。
サイズ感や見せ方の異なるツールを混ぜ合わせることでうるさくなりすぎず、ほどよく什器を埋められていて印象に残すことができますよね。
トップボードはこちらから▶︎
胸POPはこちらから▶︎
スイングポップはこちらから▶︎
計算された塩梅でほどよく目立たせ
こちらは電光看板に商品名が書かれており、それ以外を後付けしているタイプのディスプレイ。ちょうど良い塩梅の盛り加減が品良く目立たせていました。
①棚帯
イベント時や季節限定など〝今だ〟〝ここぞ〟という時にぜひ取り入れてほしい販促ツールです。棚の透明の縁を上手に利用して商品名を更にプッシュ!
②スイングポップ
みんなが知らない情報があったり、〝意外とこうなんですよ〟というオススメポイントをアピールしたいときに便利なスイングポップ。この売り場が外に面していたので風邪でゆらゆら揺れて思わず読んでしまいました。
この赤いスイングポップがあるのとないのとでは大違い!「あぁ、あれね。知ってる」で終わらせないよう常に鮮度ある売り場を目指して新しい情報をお届けすべし。
棚帯はこちらから▶︎
隠したいスペースだってお手の物!
人通りの多い道で行われていたポップアップストアの一コマ。
写真はあえてサイドから撮影したので写り込んでしまっていますが……そう!ポップアップやイベント時は荷物や備品がたくさん、そして裏側が丸見えなんです。
そんな時に活躍してくれるのが等身大パネル!
フォトスポットにもなり、荷物や備品が積まれた裏側を隠してくれる要素にもなり、更に遠目からのアイキャッチ効果は抜群です。
私も実際に横の通りを歩いていて、このパネルが気になり店に近付きました。店の入り口側ではなく、あえてレジ横だったり店内に置くのも威圧感なく気になってもらいやすいのでオススメです。
等身大パネルはこちらから▶︎
まとめ
いかがでしたか?意外と〝ごちゃ見え〟には見えませんよね。
密度の高い販促ツールを効果的に使った売り場を見ると、やはり商品が気になりますし、情報量が多い分早くたくさんのことを知れるので親しみやすさにも繋がります。
シンプルに何の装飾もなく「勝手に調べて読み取ってください」という投げやりなディスプレイが似合う商品もあれば、どうしても冷たく不親切に感じてしまう商品もあるんですよね。
ぜひこの機会にみなさんの商品が並ぶ陳列棚や売り場スペースを見直し、せっかくの空間を無駄遣いしていないかチェックしてみてください!
今回ご紹介したアサヒ・ドリーム・クリエイトで作れる販促ツールはこちらから▶︎
この記事を書いた人

買い物はネットより店舗派。前職は某ブランド全国店の”販促ディスプレイ経験”をもつ主婦ライター。販促担当目線で「ここで買いたい!」売り場に近付けるリアルな声・経験談を届けます。
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儲かりアドバイザー上野健二