週間販促担当者

マーケティング

想像の枠をちょいと超えるアイディアを出すことに向いたグラフの使い方

想像の枠をちょいと超えるアイディアを出すことに向いたグラフの使い方

これまでを超えるチカラも経営者のリテラシー?

  •  これまでの延長線って感じじゃなくてね
  •  新しい切り口がほしいんですよ
  •  規模は少なくても新しい顧客を狙いたいんですよ

生活者のニーズが多様化&細分化された市場で、変化に対応しながら成長と発展を続ける為、メーカー様、小売店様共に常に新しい「切り口」を求められていると実感することが多々あります。

  •  「これまでのやり方じゃない新しい切り口」と言われても、では、過去どのようなプロモーションをされていましたでしょう?とついつい聴いてしまってはいないでしょうか?

と、販促担当のプロフェッショナルな皆様でも、ついつい時間稼ぎしたくなる時はないでしょうか?

これまでとは違う新しい切り口を求められた時、よく聴く「対処方」を挙げてみました。

  •  画期的なアイディアは時が来たら降りてくる
  •  いつもの企画会社へ相談しよう
  •  過去のアレとアレをミックスしたら…新しいのできるんじゃないかな?

もし、前述の一つでも思い当たるところがあれば、ぜひこれからご紹介させて頂く「想像の枠を(ちょっと)超えるアイディアを出す方法」を、物は試しとご一読頂ければ幸いです。

さてようやくですが、今回のテーマは、コレです。

新しい切り口を見つけるに現状を可視化するグラフがオススメの巻

経験上とにかく可視化することがかなり重要です。

いわゆるモノゴトを「可視化してわかりやすくすること」が大事です。

モノゴトの現状ををわかりやすくしてから、考え出す。
この順序が大事だと考えています。

そのわかりやすくするために、グラフを使います。

Y軸とX軸のグラフ

Y軸とX軸のグラフ

この2軸のグラフを使って、例を挙げながらご説明します。
今回の仮想クライアントは…

例:新しい店頭販促の切り口を求める食品メーカー様
顧客  忙しい主婦層
主力商品 旬の野菜と混ぜるだけ・和えるだけの惣菜の素
課題 新規顧客層へ商品を訴求するには、調理の手軽さ、メニューの豊富さ、
CMタレントのイメージ以外の切り口を開拓したい

上記の顧客に対し、現状把握を行い、且つ新アイディアの企画まで見込めるグラフです。

まずは現状把握です。

世間の共通認識ってなんでしょう?

現状把握のグラフ

グラフ軸の説明
Y軸 「惣菜の素」が、商品の「売り」にしている調理の難易度を高い低いで設定してみます。
X軸 「惣菜の素」の他に、手軽に調理できるもの、難しいものをその度合
(あくまでイメージです)順にならべます。

ここで可視化できるのはごく一般的な認識、「惣菜の素」の立ち位置です。

インスタントラーメンは調理に必要なのものはお湯のみ、ともっとも手軽に作れるので、難易度は低です。
惣菜の素は、旬の野菜を肉などで混ぜる、和える、煮るなどで、調理の難易度はそこそこ低めです。
手作りハンバーグは、惣菜の素よりも手をかけている感がりありますので、中あたり。
フランス料理はこの中でもっとも調理工程が多そうというイメージで難易度は高としています。

一般的かなと思えるグラフができたら、まわりの方にも見てもらい一般認識をあわせてることをオススメです。

この右斜めに伸びる線が、世間一般の認識と定義します。
そこで、この一般認識を、ちょいと超えた部分を考えてみるのです。

手軽じゃない惣菜の素ってなんでしょう?

現状の認識から外してみるグラフ

手軽につくれない「惣菜の素」ってなんでしょう。

  •  いいところ殺しちゃってるよ?
  •  手軽が売りは残すところでしょ?
  •  何いってんの?

などなど声もでてきそうですが、新しい切り口にを探すことは、これまでの認識・バイアスを(ちょいと)超えることから始まると考えます。

手軽に作れないということは、何かで時間を使うことと考えて、ブレストっぽく、その理由を挙げていきます。

時間がかかること。
・調理時間に時間がかかる?
・献立を決めるに時間がかかる?
・栄養バランスを考えるのに時間がかかる?
・調理後の撮影に時間がかかる?(インスタ映が流行りの今なら)

前述から、例えば、・栄養バランスを考えるのに時間がかかるとしたら。

惣菜の素は、「手軽さ」を商品コンセプトとして忙しい主婦に訴求して来ましたが、少子高齢化ともに、食育や食事の質を重視するムーブメントを鑑みて家族構成に応じて栄養バランスの整った食事を提供する「食育」調理キットである、と訴求するコンセプトを再設定する、というアイディアに繋がりました。

・栄養バランスを考えるので、合わせる食材の知識や量の選定に時間がかかる。
・食育は時間をかけてゆっくりと浸透させる。

という、これまでの認識やバイアスを超えるグラフの使い方で、新しい切り口へたどり着くことができる、という例でございました。

またまた長くなりましたが、「可視化し現状を把握」することの重要性は理解してはいるが、状況を「可視化」して、スタッフ、社員のみなさまで新しい切り口をみつけるのは、「ちょっと難しい」、と思われている店舗運営者様、販促担当者様、経営者様が多くいらっしゃいます。
そんな時は、ぜひお声がけいただければ、幸いでございます。

ここまでお読み頂きありがとうございます。
最後に、みなさまの事業運営の活性化を願って。

おしまい

この記事を書いた人

Hello world.
田畑 環Tamaki Tabata
コミュニケーションデザイナー/プランナー

米国オレゴン州ポートランドでDESIGNを学び帰国、ITベンチャーにてWEBデザイン、広告制作プロダクションにてコミュニティ事業企画、ECフルフィルメント事業立ち上げディレクションを経験の後、アサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社へ参加。
現在は、ジャンル問わずクライアントの問題を解決するコミュニケーションデザイン/プランニングを担当しています。

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