週間販促担当者

デザインと制作

イラレでPDFを開くとフォントが変わる

2017年最後の更新となりました!

最近、冷え込みますね。みなさんの冬の防寒・暖房の方法はなんですか?
先日、手首に巻くカイロを買いましたが、強烈な冷え性ゆえ(?)それだけでは温まりませんでした(^_^;)
(お湯で手を温めてからキープしています)

さて今回は、PDFをIllustratorで扱うときに困ったポイントをフィーチャーしました。
たまに、こんなご相談をいただきます。

「入稿できるデータが、PDFファイルしかなくて…」

Adobe Illustratorで制作されたデータでの入稿を基本としていますが

「どうしてもこのPDFを使いたい!」

そんなこともあると思います。

そこで、私がPDFをIllustratorデータに変換する際に、
実際に困ったポイントを、解消方法とともにまとめてみました。

PDFファイルの落とし穴!

PDFをドラッグ&ドロップで開くと
「不足のフォントはデフォルトのフォントで置換されました。」と、
否応無しにフォントは置換されてしまいます…。

PDFで見ていたときはこんなファイルでしたが、Illustratorで開いてみると…

ピンクのマーカーがひかれており、
想定していたデザインではないことがわかります。

PDFのファイルを、
Illustratorで開くときの一番大きな落とし穴が、
「フォントが置き換わってしまう」
「デザインが崩れてしまう」ことだと思います。

「PDFで見えている通りに出力したい!」

それでは、やりやすいなと思った2つの方法をご紹介します。

IllustratorでPDFを「配置」する

ファイルを配置すると、
ドラッグ&ドロップしたときとは違って、
「PDFで見た通り」に配置されているのがわかります。

しかし…

…ん?
星のオブジェクトの周囲に、
グレーの細い線がうっすら入っているように見えませんか?

印刷してみると、このグレーの線は
全くでてこなかったため「表示上の不具合」なのかな?と
思いましたが、なんとなく気になりますよね。

このグレーの線現象の解消も2つ発見しました。

 透明部分を分割・統合する

「すべてのテキストをアウトラインに変換」に
チェックを入れるのを忘れずに!
このチェックを入れないと、
再び「デフォルトフォントに置換」された状態になってしまいます。

その他の項目も適宜いじってみてください。

ラスタライズする

その名前の通り、選択したものをラスター画像にすることです。
Illustrator上の「テキストやオブジェクト」といった
「劣化させずに変更できる、数値的な情報」が失われ、
「ただの画像」になるイメージです。
(逆に、Illustratorで作ったようなデータは「ベクター画像」といいます。)

Acrobat でPDFを「プリフライトチェック」する

IIlustratorでとタイトルに銘打っていますが…(^_^;)

「フォントをアウトラインに変換」または
「透明を統合(高解像度)」を選択します。

今回は、星の部分に発生するグレーの線を
できれば表示しないようにしたいな…と思っているため、
「透明を統合(高解像度)」を選択しました。
「解析してフィックスアップ」を押すと、別名で保存するよう指示されます。

「エラーや警告は検出されませんでした」と表示されました。
別名保存したデータを見てみると、
問題なくプリフライトチェックが終わったことがわかります。

このデータを使用すれば、再度Illustratorにドラッグ&ドロップしても
PDFで見たままで配置することができました。
ちなみに、このプリフライト機能はデスクトップにアイコンを作成して、
そこへファイルをドラッグ&ドロップしてチェックすることも可能なようです(^ ^)

またやってみたら報告します。

パワポの場合、こんな方法もあるみたいですが…

もし、扱うPDFが「パワーポイントで作られたPDF」という場合、
*2「Power Pointでフォントを埋め込む」という方法もあるようです。
しかし、私の使用している「Power Point for Mac 2016」に
その項目はないようでした…。
できるバージョンは活用すると良いかもしれませんね。

ところで「プリフライト」って聞きなれない言葉だなあ…

どういう意味なのか調べてみました。

*3 プリフライト(preflight check)は「pre(前)+flight(飛ぶ)」で飛び立つ前のチェック(check)の意味で、DTPでは印刷や刷版を出力する前のチェックのことを指します。

フライトって、飛行機が飛んでいるイメージがあるけど、
PRE+FLIGHTで飛ぶ前の準備的な感じかなあ…?!
と思っていましたが、当たっていました (^ ^)!
そんな理由で、今回のトップの画像を選んでみました。

PDFをIllustratorで扱う際の不具合はまだまだあるかもしれません。
発見次第、解決方法を調べてまとめていこうと思います(^ ^)

参考

*1 ラスタとベクタの違いとは【初心者のためのIllustrator使い方講座】 – チュートリアルマニアックス
*2 フォントの埋め込みだけじゃない! -環境に依存しないプレゼン資料の作り方3種 – The Power of Power Point
*3 “プレフライトチェック・プリフライト”の意味・解説 – DTP・印刷用語集

 

この記事を書いた人

一笑懸命あなたに寄り添い「キモチ」を「カタチ」にクリエイト!
粕谷 羽蘭 Uran Kasuya
お悩み解決デザイナー

京都府出身。2015年に企画デザインで入社。
POPやパンフレットなど販促ツールデザインを主体に、採用活動のお手伝いなども。
かわいいイラスト制作が得意分野!趣味は音楽を聴くこと。
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神戸市 中小企業柱巻広告デザインコンペ2016 最優秀賞受賞

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