週間販促担当者

デザインと制作

今さら聞けない!完全データの作り方ver.02 -正寸カットと変形カット編-

今さら聞けない。完全データの作り方ver.02

こんにちは!

暑~~い夏も終わりに近づいて参りました、皆様お元気でしょうか。
販促物製作工房の横のオフィスで奮闘している小西です。

さて、いきなりですが、お店でよく見る販促パネルは種類も多様です。
商品の側でどーん!と目立ってお客様の目をひいたり、
又、形状に動きがある販促物は、よりお客様の目をひきますね。

デザイナーの皆様もその販促物の与件や用途、役割を果たせる様、形状を自在に作り分けていらっしゃると思います。

弊社の工房では、そんな皆様からご依頼いただいた多種多様な販促物を製作させて頂いていますが、実際に製作データを印刷所・工房へ入稿する際、こんなトラブルをよく目にします。

 「カットのラインが鋭角過ぎてカットできない・・・」
 「ギザギザカットの間隔が短すぎてカットしにくいな・・・」

などなど。

そこで、今日は!

『今さら聞けない完全データの作り方(ver.02)-正寸カットと変形カット編-」をお送り致します!

データを作られている皆様、ご入稿作業をされている皆様、“正寸カット” と “変形カット” があるのをご存知でしょうか。

「そんなのもちろん知ってるよー!」

というあなた、入稿データもきちんとそれ専用のデータになっておりますか?

弊社であるある!な「再入稿お願い致します!」情報を元にカットデータのチェックポイントをご紹介致します ^o^

まずは基本、『正寸と変形』

正寸と変形

「正寸カット」は、真っ直ぐな四角形を指します。(縦横比は関係ありません)
店舗でもよく見かける細長いトップボードや、大きいポスターもそうです。

それに対し「変形カット」は、写真やロゴ、キャラクターなどのカタチに合わせて、自由にパネルをカットすることを指します。

最近よく街で見かける『顔出しパネル』なんかも、この変形カットを利用して制作されています。

SNS映えすると話題の、『フォトプロップス』なんかも同様です。
弊社ではもちろん、パネルに限らず、変形タイプのポスターを制作することも可能ですよ〜!

変形カットの入稿ってどう違うの?

変形カットをご希望される場合は、必ず「カットデータ」というものが必要になってきます。

カットデータとは、データを “どういう形に切るのかを示す線” を指します。
(例えば、円のカットデータを付けて入稿すると、円形のパネルができる ということです)

このデータがないと、どういう形に切り抜けばいいのかわからないので
再入稿のご依頼が来ることになってしまいます・・。涙

そんな悲しいことにならない為にも、必ずカットデータは付けましょう!

Illustrator上でレイヤーを分けていただくと、制作側としてもさらに進めやすくなります。

このカットデータが完成後の実寸サイズになるので、これにトリムマークを付けてご入稿ください。
弊社のカット機がそれを読み取り、くねくねした形も綺麗に切り抜きます!

変形カットでも、これはNG!

変形カットの中でも、切り抜ける角度や複雑さによってカットが難しいものがあります。

NG.1:鋭角すぎるカット線
あまりにも鋭角すぎると、カット機で切り抜いた際に歯が曲がりきれず、
食い込んで切り込み線ができてしまうことがあります。
この場合は、Illustratorの「ハサミツール」を用いて、
鋭角部分のアンカーポイントを切り、カット線を分けておいてください。
そうすることで、歯の食い込み具合を抑えることができます。
はさみツールでバラバラにします。
(※図参照:赤線・青線でカット線が分割されています)
NG.2:半径7mm以内の曲線
半径7mm以内の曲線も同様に、滑らかにカットができず、
ガタガタと歪んだり切り込みが入る原因になります。
円等の曲線部分はできるだけ緩やかに、小さすぎないものを選んでいただけるとカット面も綺麗に仕上がります。
7mm以下の曲線は切れない
NG.3:パスが多すぎるカットデータ
形状は複雑ではないのに、Illustrator上で選択すると
必要以上のパス数で作られたカットデータがあります。

カット機では、パスを頼りにデータを読み込み切っていく為、
パスが多すぎるとデータ読み込みに時間がかかる上、断面もガタガタ・・・なんてことも起こりかねません。
パスが多すぎる
不必要なパスはできるだけ削除して、入稿からカットまでスムーズに進行できるようにできれば
デザイナーの皆様も制作側の人も安心ですね♪

いかがでしたか?
簡単に思える「正寸カット」と「変形カット」ですが、
入稿データでのポイントや切り抜ける制限も異なります。

色・形状・デザインにこだわりの意識を持つのと同様に、
入稿時のカットデータにも気をつけて、気持ちよく完成まで持っていけると
お互いの満足度も倍増ですね!

さて次回は、完全データ必須ポイント(Ver. 03)をお送り致します。
それを知っていれば「悩んだ時に頼れるデザイナー」になれるかも?
どうぞお楽しみに~

この記事を書いた人

いつでも妥協いたしません!想いをカタチに、笑顔をあなたに。
小西 温子Atsuko Konishi
願い実現デザイナー

大阪芸術大学デザイン学科にてグラフィックデザインを学び、企画デザイン1期生として入社。
チラシ、パンフレット、名刺など販促デザインを中心に手がけ、現在3年目に突入。
好きなものはネコとフライドポテト。手探りながらも、日々奮闘中!
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神戸市 中小企業柱巻広告デザインコンペ2016 最優秀賞受賞

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